Q.なぜ歯磨きが必要なの?

2017.03.29

 

A.お口の中の細菌が、いろいろな悪影響及ぼすからです。

 
 
大人の口の中には、300~700種類の細菌が住んでいて、歯をよく磨く人で1000~2000億個、磨かない人で1兆個いるといわれています。種類は、虫歯菌や歯周病菌のほか、カンジダ菌・黄色ブドウ球菌・緑膿菌・肺炎桿菌・インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も住んでいることがあり、免疫力の低下ととも病気を引き起こすこともあります。また歯周病菌はお口の中に留まらず、血管をとおって全身に運ばれて、心臓病・脳血管障害・糖尿病・早産などの一因になるともいわれています。
歯を磨かないことで、他の人に対しても悪影響があります。ひとつは口臭です。細菌はイヤな臭いを発し、周りの人に不快感を与えます。また虫歯菌が赤ちゃんの口にうつると、ずっと虫歯菌が住むようになってしまいます。
このように、お口の中の細菌は、一定の温度と湿度と食べ物に満たされ、ベタついているのでうがいでは取れません。歯磨きをして、細菌や細菌のエサとなる食べかすを取り除くと、いろいろな病気の予防と治療になります。また周りの人とのコミュニケーションにおいても、お口を気にせずにいられます。唾液の分泌がよくなり、お口の中の菌を洗い流し、歯の再石灰化をたすけ、胃腸の働きをよくするなど、いい所がたくさんあります。寝ている時間がいちばん細菌が増えてしまいますので、おやすみ前の歯磨きはしっかりと、そしてリフレッシュの時間として、楽しめるといいですね。