仕上げ磨きはいつまで行ったらいいですか?

2017.06.29

 

A.可能ならば小学6年生まで、少なくとも小学4年生までは、仕上げ磨きが必要です。

 
 
小学生になると自分でできることも増え、自立させる意味でも仕上げ磨きは必要ないように感じるかと思います。しかし実際は、本人が磨いるつもりでも「磨けていない」のが現状で、そのため虫歯や歯肉炎になるのです。
口の中に歯ブラシを入れて、一本一本の歯をきれいにするという作業は、簡単そうでいて難しいものです。歯磨きのポイントである「歯の溝」「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」の汚れをとるためには、上下左右に歯ブラシの向きや持ち方を変えねばなりません。しかし子供は手の関節が未発達なため、うまく動かすことができないのです。
また顎の成長にともない、乳歯が抜けて永久歯に生え替わります。そして一番奥に6歳臼歯と呼ばれる永久歯と、さらに奥に12歳臼歯と呼ばれる永久歯が生えます。永久歯が生える途中は背が低いため、歯ブラシが届きにくく、しかも生えたての永久歯は表面が弱いので、虫歯になりやすいのです。
永久歯が生え揃うのが、小学4年生から中学2年生くらいなので、仕上げ磨きもそれまで行うと安心です。しかし思春期も始まりますので、嫌がるのは自然な反応です。そのような子供には、歯垢を染める「染め出し液」を使って、歯を磨いた後に一緒にチェックするとよいでしょう。歯磨きの成果を、本人が客観的にとらえることができます。また、歯科医院において定期検診を受け、歯の交換状態、虫歯や歯肉炎の有無、歯並びなどを見てもらうことをお勧めします。