Q.顎関節症ってなんですか?

2017.05.23

 

A.上下のあごの関節に、痛みや音や開かないなどの症状がある、慢性的な病気のことです。

 
 
顎関節症の代表的な症状は、「あごが痛む」「あごを動かすと音がする」「口が開かない」の3つで、このうち1つ以上の症状があり、ほかの病気の可能性がない場合、顎関節症といいます。
上のあごは頭の骨(側頭骨)の一部で、そのくぼみ(下顎窩)に下あごの上先端の骨(下顎頭)が入り込み、その間に「関節円板」があってクッションの役割をしています。顎関節に大きな力が続けてかかると関節円板にズレが生じることがあり、そのままにしていると口を開け閉めするたびに関節円板がひっかかって炎症をおこすなどの症状が出ます。
原因はいろいろと考えられ、それらが重なっていることもあります。最も多いのは「悪いかみ合わせ」です。ガタついた歯並びや、歯が欠損した歯並び、上あごと下あごとの悪い位置関係などにより、悪いかみ合わせになることがあります。悪いかみ合わせのまま、堅い噛みごたえのあるものを無理して食べたり、左右かたよった食べ方をしているとよくありません。また習慣的な「ほほづえ」や「うつぶせ寝」も、顎関節症の原因となっていることがあります。ほかに、歯ぎしりやくいしばり、ストレス、ムチウチなども、原因のひとつになることもあります。
歯科医師に相談し、問診や状態で原因を調べ、ひとつひとつ無くしていくと、症状が改善することも多くあります。