虫歯が出来ると歯の神経はどうなりますか?

2017.11.08

 

A.虫歯の菌が歯の神経に近づくと、歯の神経に炎症が起きます。  

 
 虫歯は、虫歯の菌が糖分を食べて放出した酸が、歯を溶かして大きくなります。歯の真ん中にある神経の近くまで歯が溶けると、外からの刺激が伝わりやすくなり、神経が炎症を起こし始めます。
虫歯の菌が神経まで達していなければ、虫歯を削り取った穴の中に神経を鎮静・保護する薬剤を入れて様子を見ることがあります。数週間おいて炎症が落ち着いたら、最終的な詰め物をします。
 もし虫歯が進んで虫歯の菌が神経まで達してしまうと、神経は虫歯の菌に感染して強い炎症を起こし、腐ってしまいます。俗に「神経が死ぬ」とはこのような状態のことをいいます。腐った神経をそのままにしておくと、歯根の先に膿が溜まり、歯の周りの骨が炎症を起こすので、きれいに消毒して神経の入っていた空洞を埋める治療が必要です。
 神経を取った歯は活力が無くなってしまうため、神経のある歯に比べてもろく、欠けたり割れたりしやすくなります。虫歯は、できるだけ小さいうちに治療し、神経を守るようにしましょう。