赤ちゃんの歯の性質が弱いと言われました。妊娠中何か原因があったのでしょうか?

2018.10.24

  

A.ママのお腹の中で歯の芽が形成される時期に栄養障害や健康問題が原因で、赤ちゃんの歯の性質が弱くなってしまう場合もあります。

 
ママのお腹の中にいる赤ちゃんの歯は、妊娠7週目ごろより形成されはじめます。ですが、このころにつわりなどで十分に栄養を摂取できなかったり、ママである母体の健康状態になんらかの問題があったりした場合に歯の形成に影響されると言われています。
 
また、ママである母体の影響だけでなく、早産・低出産体重児で生まれた赤ちゃんや、生後間もない赤ちゃんの栄養状態や健康状態に問題があったりする場合も、歯の形成に影響されると言われ代表的な疾患に「エナメル質形成不全」があげられます。
 
「エナメル質形成不全」とは、歯の表面の組織であるエナメル質がなんらかの原因で不完全なまま形成されていない状態をいいます。エナメル質は人間の身体の中で一番硬く、外部の刺激から象牙質や神経である歯髄を守る役割がありますが、そのエナメル質が不完全な形成のため、虫歯になりやすかったり、知覚過敏の症状が現れたりする場合もあります。
 
虫歯になりやすいために、日々の歯磨きはもちろんのこと、歯科医院で定期的にお口の中をチェックし、フッ素塗布をして虫歯菌から歯を守ることが重要となります。


 

歯のしくみについて