妊娠中に歯周病になるとおなかの赤ちゃんに影響すると聞きましたが本当ですか?

2018.09.19

 

A.妊娠中に重度の歯周病に罹患している場合は、お腹の中の赤ちゃんが早産や低体重児と
なってしまう確率が軽度の歯周病に罹患している女性よりも約8倍ものリスクがあるとされています。

 
妊娠中は女性ホルモンの影響から、歯肉が腫れやすく歯周病になりやすくなります。また、食事環境も著しく変化する場合も多くあり、妊娠前は1日3食だった食事回数が、1度に十分な食事がとれなくなり、1回の食事を数回にわけて食べたり、間食が多くなったりした場合、食べ物が常に口の中にある状態がつづくことで虫歯歯周病になりやすくなります。つわりで歯ブラシなどの異物を口に入れることを不快に感じ、歯磨きを適切におこなうことができない場合も、虫歯や歯周病になりやすくなっているため、妊娠中は更に細やかなケアが必要となります。
 
口の中には、数多くの歯周病菌が潜んでいます。その歯周病細菌が毒素を排出すると、身体の免疫作用が働き、プロスタグランディンという物質を作り出しますが、このプロスタグランディンが陣痛促進剤と同じ成分であるために、重度の歯周病に罹患している場合は、お腹の中の赤ちゃんが早産や低体重児となってしまう確率が軽度の歯周病に罹患している女性よりも約8倍ものリスクがあるとされています。


 

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