「おやつ・食事」についてよくある質問

2019.12.25

 

Q.野菜ジュースは虫歯になりませんか?
A.野菜ジュースには、糖分が含まれているために、虫歯になりやすくなります。

 
近年、健康ブームもてつだって野菜ジュースを進んで飲んでいる人も多いのではないでしょうか。野菜ジュースは一見、野菜だけの成分でできていると誤解しがちではありますが、
虫歯を誘発する糖分が含まれています。健康に良いとされている野菜ジュースなのだから、虫歯にならないわけではなく、虫歯になる可能性が潜んでいます。

濃縮還元100%ジュースや果汁ジュースなども、野菜ジュースとお同じで、糖分が含まれています。野菜や果物は健康に良いとされ、虫歯にもならないのではと考えがちではありますが、虫歯が好む糖分が含まれているために、多量の摂取や寝る前の摂取は控えましょう。
特に寝る前の摂取は、虫歯を誘発するリスクが高く、野菜ジュースの摂取を控えましょう。摂取した場合には、必ず歯磨きをおこないましょう。就寝時は、唾液の分泌量が大幅に減少するために、唾液による洗浄作用も期待できず、虫歯菌が口の中で活発に活動する傾向にあるために注意が必要です。

また、糖分の大量摂取は、肥満や全身疾患などを誘発するとも言われているために、野菜ジュースの摂取は計画的におこないましょう。
 

Q.おやつの回数は少ない方が良い?
A.はい。回数が多い程に虫歯になるリスクが高まるために、おやつの回数は1日1~2回までを推奨します。

 
虫歯は食べ物に含まれる糖を栄養源にし、歯を溶かす酸を生みだします。唾液はお口の中の掃除をする役割があり、食後1時間ほどでお口の中で生み出された酸を体内へ流し出し、酸性だったお口の中を、通常状態である中性に戻します。しかし、3食の食事に加え、おやつの回数が多いとあれば、唾液の洗浄作用による中和が期待できず、酸性である時間が多くなります。したがって酸性の状態が続けば、歯が虫歯菌によって溶かされるリスクも高まり、虫歯となってしまう可能性があります。

1度の食事をした後に、お口の中の環境が整い中性となる理想の時間は2時間から3時間と考えられています。これらのことからもわかるように、おやつの回数が多ければ、多いほどに虫歯になりやすいリスクが高まり、日本小児歯科学会でも1日しっかりと規則正しく3食の食事をおこなった上で、理想のおやつの回数は1~2回が理想であると推奨されています。また、1回のおやつを食べる所要時間もダラダラと食べていては、お口の中が酸性の環境下にさらされる時間が長くなってしまうために、時間を定めておやつを食べるようにしましょう。
 

Q.歯を丈夫にする食べ物はありますか?
A.人類は食べ物を栄養源として、口に入れ歯で噛み砕き摂取します。食べ物が私たち人類の血や肉になるように、歯を強くする食べ物も存在します。

 
まず、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCを含む食品は、歯を強くするといわれております。魚介類では、小魚類、干し海老など骨まで食べられる煮干しなどが歯にいいとされています。海藻類では、ひじき、わけめ、昆布、海苔などが歯にいいとされています。海藻類はPHが高いアルカリ性の食品であり、歯にとてもいいものとされています。乳製品では、ヨーグルト、牛乳、チーズなどカルシウムを多くふくむ食品は歯を強くさせます。野菜では、小松菜、大豆、ピーマン、みかん、レモン、パセリ、かぼちゃ、人参などが歯に良いとされています。また、口の中の掃除の役目でもある唾液の分泌を促す食品として、梅干しや酢の物も健康的なお口の中の環境を保つためにいいとされる食品となります。

虫歯になりやすい食べ物は、砂糖を含む食品です。砂糖を摂取する回数があればあるほどに、虫歯リスクを高めることになります。また、歯を強くする食べ物を食べているからといって虫歯にならないわけではありません。毎日の歯磨きや口腔ケアが大切となります。
 

Q.口内炎ができる原因と早く治す方法を教えてください
A.口内炎ができる原因ははっきりとは解明されていませんが、主にストレス、栄養バランスの乱れ、口の中の外傷、全身疾患からの影響と考えられています。

 
口内炎の種類は、アフタ性口内炎、カタル性口内炎、ウイルス性口内炎、アレルギー性口内炎、ニコチン性口内炎と口内炎といっても、さまざまな種類の口内炎が存在し、一般的に多くみられる口内炎として知られているのが、アフタ性口内炎です。

アフタ性口内炎は、原因がはっきりとしておらず、ストレスや睡眠不足、ビタミンB2などの欠乏による栄養バランスの乱れと考えられています。2~10mmほどの円形の白い潰瘍でありその淵は赤く縁取られ、頬の内側や歯肉、舌、などに発生します。発生から1週間から2週間程で症状は薄れ自然に治癒していきます。
口内炎を発症している場合、食べ物を食べるだけで痛みが生じてしまい、いち早く治癒したいと誰もが願うはずではありますが、口内炎を早く治す方法は確立されていません。口内炎ができてしまった場合は、出来る限り口の中を清潔に保ち、ストレスを軽減、十分な睡眠をとり改善に努めましょう。2週間以上口内炎が治らない場合は別の病気も考えられるため、はやめに歯科医院へ受診しましょう。

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