A：冷たい飲み物がしみる」「歯みがきのときにピリッと痛む」そんな症状に心当たりがある方は、知覚過敏の可能性があります。
＼ 当院では一人ひとりのお口の状態に合わせた、予防治療を行っております。お気軽にご相談ください！ ／
   「やさしく、ていねいに」をモットーにした治療 「できるだけ歯を削らず、できるだけ歯を抜かない」治療 住所〒227-0061神奈川県横浜市青葉区桜台 29-1-1F 電話予約はこちら 045-988-6030 ご予約・お問い合わせ |
本記事では、知覚過敏の仕組みや原因、セルフケアの方法、そして日常生活でできる予防のポイントについてわかりやすく解説します。
知覚過敏とは？──象牙質が露出するメカニズム
知覚過敏（正式名称：象牙質知覚過敏）は、歯の内側にある「象牙質」が露出することで起こる、一時的な痛みやしみる感覚を指します。通常、歯の表面は「エナメル質」や「歯ぐき」によって保護されていますが、何らかの原因でこれらが薄くなったり退縮したりすると、象牙質が外部刺激（冷たい・熱い・甘いなど）に反応しやすくなります。
象牙質には無数の微細な管（象牙細管）があり、その中には神経へとつながる組織液が通っています。この象牙細管を通じて刺激が神経に伝わるため、チクッとした痛みを感じるのです。
主な原因
知覚過敏を引き起こす原因はさまざまですが、以下のような日常習慣が影響していることが多くあります。
1. 歯みがきの力が強すぎる
強い力でゴシゴシみがくと、エナメル質がすり減ったり、歯ぐきが退縮したりすることがあります。これにより象牙質が露出し、知覚過敏が起こりやすくなります。
2. 酸性の飲食物の摂りすぎ（酸蝕症）
炭酸飲料、柑橘類、酢の強い料理など、酸性の食品を頻繁に摂ることで、エナメル質が溶けてしまうことがあります。これが知覚過敏の一因になります。
3. 歯周病
歯周病が進行すると歯ぐきが下がり、象牙質がむき出しになることがあります。歯ぐきの健康維持は知覚過敏予防にもつながります。
4. 歯ぎしり・食いしばり
強い圧力が加わることで歯が欠けたり削れたりし、象牙質が露出することがあります。
セルフケア法
知覚過敏は軽度であれば、日常のセルフケアで症状の軽減が期待できます。
歯ブラシと歯みがき剤の選び方が重要！
- 歯ブラシ：毛がやわらかめのタイプを選び、力を入れすぎずにみがきましょう。
- 歯みがき剤：知覚過敏用のもの（硝酸カリウムや乳酸アルミニウム配合）を使うと、刺激の伝達を抑える効果が期待できます。
フッ素でエナメル質を強化
フッ素配合の歯みがき剤やフッ素洗口剤を使用することで、エナメル質の再石灰化を促し、歯を強くする効果があります。
歯科医院での知覚過敏対策
市販のケアでは改善しにくい場合、歯科医院での処置が効果的です。歯の表面をコーティングする薬剤や、露出した象牙質への充填処置などが行われることもあります。
予防のポイント
知覚過敏は、日頃のちょっとした習慣で予防できます。
- 力を入れすぎない歯みがき：目安は約150gの圧。計りの上で歯ブラシを押し当てて確認してみるのも◎。
- 酸性の飲食物の摂り方に注意：摂った後は水で口をゆすぎ、時間を空けてから歯みがきをする。
- 定期的な歯科検診：歯ぐきの状態をチェックし、早期のケアを受けましょう。
- 歯ぎしり・食いしばりの対策：就寝時のマウスピースなども有効です。
おわりに
知覚過敏かも？と思ったら、お気軽にご相談ください。歯ぐきがしみる違和感は放置せず、早めの対処で快適な毎日を取り戻すことが大切です。
お口のことで気になることがあれば、ぜひお早めに歯科さくらクリニックへご相談ください。
＼ 当院では一人ひとりのお口の状態に合わせた、予防治療を行っております。お気軽にご相談ください！ ／
| 「やさしく、ていねいに」をモットーにした治療 「できるだけ歯を削らず、できるだけ歯を抜かない」治療 住所〒227-0061神奈川県横浜市青葉区桜台 29-1-1F 電話予約はこちら 045-988-6030 ご予約・お問い合わせ |