虫歯の痛みは進行度合いによって違います。
痛みの感じ方は個人差がありますが、虫歯の進行度合いによって変わってきます。
<初期の虫歯>表面の白濁や色素沈着程度で穴が開いていない初期の虫歯の場合は、痛みは全く感じられません。
<中期の虫歯>虫歯の進行が神経の手前の象牙質まで到達している場合は、冷たいものがしみたり固い物を噛んだりちょっとした刺激でも痛みや違和感を感じます。
<重度の虫歯>中期よりも進行して神経まで到達した場合、冷たいものだけでなく熱いものもしみます。しみる度合いは中期の虫歯よりも強く敏感に感じられます。じっとしていてもズキズキと痛みが出ます。夜眠れないくらい激しい痛みが出ることもあります。
<末期の虫歯>何十回も訪れる重度の虫歯の痛みに耐え、そのままほっておくと神経は死んでしまい痛みはおさまってしまいます。しかし、これは治ったのではありません。虫歯は進行し続けているのに神経が死んだせいで感じなくなっているだけなのです。虫歯が歯ぐきの中の根の先まで到達すると、根の先に膿が溜まりプクっと腫れだします。このくらいから再び眠れないくらいの激痛に襲われます。歯の痛みだけではなく頭痛など体にも大きな影響を与えます。
歯の痛みは、寝不足や疲れがたまった時・体調を崩したときなど体の抵抗力が弱った時にとくに現れます。虫歯がひどくなればなるほどそのような傾向がみられます。最も不快な歯の痛みを避けるために、早めに虫歯の治療をして健康な体調管理を心がけてください。