横向きに寝たり、うつ伏せに寝ると、歯並びが悪くなる可能性があります。
寝るときの姿勢はさまざまだと思います。しかし、寝る姿勢によっては、歯並びを悪くしてしまうことがあります。例えば横向きに寝ることですが、下向きになっている歯に圧力がかかることになります。そのため、歯列が内側に入り込んだような歯並びになる可能性があります。また、顎がズレてしまいます。そのため顎関節症や、噛み合わせのズレが生じます。
うつ伏せに寝ると、前歯に圧力がかかることになります。そのため、前歯が奥に引っ込んだような歯並びになる可能性があります。また、うつ伏せに寝ると、気道が狭くなり、口呼吸になることが多いです。
そうすると前歯が出てきてしまったり、お口の中も乾燥するため虫歯や歯周病になりやすくなります。
歯や顎に負担をかけない寝方は、仰向けです。枕が高いと呼吸がしづらくなり寝ている間に横向きになってしまうことがあるため、少し低めのものを選ぶようにしましょう。寝やすい態勢というのがどなたでもあると思います。大人になってからの癖を直すのは努力が必要なため、子供にはできるだけ仰向けで寝かせるように教えてあげましょう。