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歯周病

歯周病は遺伝しますか?

一般的な歯周病は遺伝しません。しかし、難治性の歯周病は遺伝すると言われています。

一般的な歯周病はお答えしたように、遺伝はしないと考えられています。しかし、11歳から20歳前後に発症する「若年性歯周病」は遺伝すると言われています。永久歯が生え揃う頃に、限局的かつ急激に歯周病が進行してしまう疾患です。
 
一般的な歯周病は遺伝ではなく、多因性疾患に分類されます。多因性とは環境要因、時間要因など様々な要因が相互すること意味を指します。また、下記一覧は歯周病になりやすい人と考えられています。
 
▼免疫力が低下している人・・・身体の免疫力が低下していると、歯周病に罹患しやすくなり、進行も早くなると考えられています。
 
▼喫煙している人・・・タバコに含まれるニコチンにより、毛細血管を収縮させる作用がはたらき血流の流れが停滞し歯肉に酸素が行き渡らなくなる結果、炎症しやすい環境下となってしまい、免疫力が低下し歯周病が進行していきます。
 
▼糖尿病の人・・・糖尿病の人は高血糖であるために唾液の分泌量が減り、口が乾きがちになり、歯周病菌が増殖しやすい環境となります。更には白血球の減少により免疫力が低下し、歯周病に罹患・進行しやすくなります。

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