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歯周病

歯周病と歯槽膿漏とは同じ病気ですか?

はい。歯周病はかつて「歯槽膿漏」と呼ばれていました。

以前は、テレビや雑誌でも「歯槽膿漏」という言葉が盛んに取り上げられていましたが、現在では歯周病と呼ばれ段階別に分類されています。歯槽膿漏は歯周病の中でも、最も進行している重度の状態を指し、歯肉から出血や膿が出ている状態を示し、歯がグラグラし、口臭を伴います。歯肉が炎症をすると、歯と歯肉の間の溝である歯周ポケットが深くなり、歯周ポケットの深さで歯周病は段階分けされています。
 
歯周病の段階】
▼健康な状態(歯周ポケット1~2mm)
健康な歯肉の状態では、キュッと引き締まり、歯肉の色はピン色で、歯磨きをしても出血しません。
 
▼歯肉炎(歯周ポケット2~3mm)
歯肉には張りがありますが、炎症している部分もあり、歯磨きをすると出血する場合もあります。
 
▼歯周炎(軽度・歯周ポケット3~5mm)
歯肉が腫れ、歯磨きをすると、出血することもあります。歯肉がかゆい、浮いたように感じます。
 
▼歯周炎(中度・歯周ポケット4~7mm)
歯肉が腫れ、血や膿がでて痛みや、口臭を伴います。
▼歯周炎(重度・歯周ポケット6mm以上)
歯肉が更に腫れブヨブヨとして、血や膿が出て、口臭を伴います。歯がグラグラとし、ここまでの段階になると改善は難しく、歯を失いかねません。

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