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歯磨きについて

子どもが歯磨きを嫌がってしまい歯磨きできません。どうしたら良いですか?

子どもが歯磨きを嫌がらないコツをつかんで、歯磨きの時間を親子で楽しい時間にしていきましょう。

 
子どもが歯磨きを嫌がるには、しっかりとした理由があるのです。どこのご家庭でも、お子さんが歯磨きを嫌がってしまって暴れてしまう、親としてはしっかり磨いてあげたいのに全くできない、なんてお悩みがあるかと思います。
 
そこで今回は、子どもが歯磨きを嫌がる理由や歯磨きのコツについてお話していきたいと思います。嫌がってしまう理由や、嫌がらずに楽しく歯磨きをするのコツを理解していただき、親子で歯磨きの時間を楽しい時間にしていただければと思います。ぜひご一読ください。

◆子どもが歯磨きを嫌がる理由

子どもが歯磨きを嫌がって暴れてしまったり、ぐずってしまうにはちゃんとした理由があるのです。もちろんお子さんによって個人差はありますが、大きな理由としては4つあります。
 
1つ目は、歯ブラシの毛先が口の中にあたって痛かったり、違和感が嫌だったりすることです。歯磨きを始めたばかりのお子さんが、歯ブラシの毛先をに違和感を感じてしまうことは当然のことです。また痛がってしまうのは、保護者の方の仕上げ磨きの力が強い可能性があります。力を入れすぎず、優しく仕上げ磨きするためには、鉛筆を持つように磨いてあげるといいでしょう。
 
2つ目は、眠たかったり、何か嫌なことがあったりして機嫌が悪いということです。歯を磨く時間帯は、大体のご家庭で寝る時間の少し前ではないでしょうか。そのくらいに時間帯になると、眠たくて歯磨きなんてしたくない!と、ぐずぐずと機嫌が悪くて磨けないなんてことがあるかと思います。
 
そのため、歯を磨く時間は寝る直前でなくても構いませんので、ご飯を食べ終わって機嫌のいい時間帯で磨くようにしましょう。
 
3つ目は、歯磨きはつまらなくて、楽しくないからしたくないということです。保護者の方からすると、大事な我が子の歯を守るために、必死で歯磨きされていることと思いますが、小さなお子さんからするとなぜ歯磨きをしないといけないのか、まだ理解できないため、ただのつまらない時間となってしまうのです。
 
4つ目は、ママやパパに怒られるのが嫌ということです。歯磨きの時間に、お子さんがぐずったり嫌がったりすると、保護者の方はイライラしたり、怒り口調になりがちかと思います。また暴れてしまうお子さんの場合には、なんとか磨こうと押さえつけて磨くことも多いかと思います。
 
そうすると、お子さんの中で歯磨きの時間は、怒られたり押さえつけられたりする嫌な時間となってしまうのです。

◆親子で楽しく歯磨きをするためのコツ

・お口に中に歯ブラシが入ることに慣れさせる
寝る前の歯磨きの時間だけでなく、保護者の方がしっかりと監視できる時間で安全に、歯ブラシをお子さん自身に持たせて、お口の中に入れることに慣れてみましょう。
 
その時には保護者の方が無理やりお子さんの歯を磨いたり、無理やりがブラシを口の中へ持って行ったりせずに、自由にさせてみてください。保護者の方が歯ブラシを持って、お手本で見せてみてもいいでしょう。
 
・保護者の方の歯ブラシをお子さんにしてもらう
保護者の方の歯磨きを、あえてお子さんに手伝ってもらいましょう。するとお子さんは、達成感や歯磨きの楽しさを実感し、自分が歯磨きをされる時もお利口にできるようになってきます。
 
お子さんと保護者の方の歯磨きを交互にすることで、歯磨きの時間を親子で楽しい時間にできるでしょう。
 
・とにかく褒める
はじめから歯ブラシが好きなお子さんはなかなかいません。さらに、そこで保護者の方が怒ってしまっては、もっと歯ブラシを嫌いになってしまいます。
 
少しでも歯ブラシを口に入れることができたら、少しでもじっとして歯磨きができたら、褒めるということを繰り返していくことで、お子さん自身の気持ちも前向きになり、少しずつ歯磨きすることに抵抗がなくなってくるでしょう。

◆歯磨きと併用するといいもの

・子ども用の歯磨き粉
子ども用の歯磨き粉は、甘くて美味しいものが多いです。そのため、歯磨き粉をつけることでお子さんが歯磨きに前向きになるなるかもしれません。
 
お口の中が泡でいっぱいになってしまうと歯磨きしづらくなるため、できるだけ泡立ちの少ないジェル状の歯磨き粉をおすすめします。
 
しかし一度歯磨き粉をつけてしまうと、歯を磨かずに、歯磨き粉だけをなめてしまい、歯磨き粉だけを欲しがる子もいるので慎重に使うようにしましょう。
 
 
・子ども用歯間ブラシ
お子さんの中には、歯ブラシは苦手でも歯間ブラシは好きという子もいます。歯と歯の間に糸が入る感覚が気に入っているのかもしれません。歯間ブラシをうまく併用しながら、歯ブラシもしっかりできるようにしていきましょう。

◆まとめ

お子さんが歯磨きを嫌がってしまう理由や対策についてご理解いただけたでしょうか?お子さんが歯磨きを好きになってもらうには少し時間がかかることです。しかし、保護者の方が歯磨きの時間に怒ることなく、気長に今回紹介させていただいたコツを実践していけば、少しづつお子さんが歯磨きに対して前向きになってくるでしょう。
 
お子さんが小さなうちから歯磨きを身近なものにして、可愛い我が子の歯をずっと守っていけるように頑張ってくださいね。

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