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冷たいものを食べると毎回歯が「ズキン」と染みるのはなぜでしょうか?

A.それは「知覚過敏症」の可能性が高いです

\ 当院では一人ひとりのお口の状態に合わせた、予防治療を行っております。お気軽にご相談ください! /



「やさしく、ていねいに」をモットーにした治療  「できるだけ歯を削らず、できるだけ歯を抜かない」治療

歯科さくらクリニック
住所〒227-0061神奈川県横浜市青葉区桜台 29-1-1F
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夏になると冷たいものが食べたくなりますよね。喉越しの良いそうめんや、キンキンに冷えたジュース、アイスキャンデーなど食べる機会が多いと思いますが、そのたびに「歯が染みる〜!」と感じる方はいませんか?

その症状は、知覚過敏症かもしれません。

これは虫歯とは違います。また、自然治癒することはない症状なので、痛みが続いてご心配な場合には、歯科医院に早めにご相談され、適切な治療や指導を受けることをおすすめいたします。

知覚過敏症とは?

歯の象牙質が露出し、外部からの刺激に対して過敏に反応する症状です。多くの場合、冷たいもの、熱いもの、甘いもの、酸っぱいものなどに反応しますが、風に触れるだけで一時的に鋭い痛みを引き起こすという方もいます。知覚過敏症の痛みは一時的であることが多いですが、非常に不快であり、日常生活に影響を与えることがあります。

なぜ痛みが起こるの?

歯の内部には痛みを感じる「神経」があります。通常はエナメル質という硬い組織で覆われ、象牙質やセメント質と言った内部組織を守っています。しかし何らかの原因でエナメル質が破壊されてしまうと、内部の組織に刺激が伝わり、神経が過敏に反応して痛みを感じてしまいます。これが「知覚過敏」の原因です。

何らかの原因として考えられることとして、よくある5つの原因を解説します。

①エナメル質の摩耗

歯の表面を覆うエナメル質が摩耗や削れにより薄くなることで、内部層の象牙質が露出し、刺激に対して過敏に反応するようになります。

②歯茎の退縮

歯茎が退縮すると、歯の根元部分のセメント質が露出します。この部分はエナメル質で保護されていないため、刺激に対して過敏になります。

③酸蝕症

酸性の食品や飲み物(炭酸飲料、柑橘類、酢など)の過剰摂取により、エナメル質が溶けて薄くなることで、象牙質が露出してしまいます。

④歯の亀裂や欠損

歯に小さな亀裂や欠けた部分があると、そ子から刺激が内部に伝わり、痛みを感じることがあります。

⑤歯科治療後の一時的な知覚過敏

歯の詰め物をした直後やホワイトニング処置をした後、組織が修復するまで一時的に知覚過敏を感じることがあります。

自宅でもでできる知覚過敏対策

「軽度な知覚過敏をお感じで治療を受けるまでもないが気になる」という方におすすめの方法を2つご紹介します。ただし、自己判断は危険ですので、症状が酷くなったり、気になる方は一度歯科を受診してご相談されることをお勧めします。

知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

知覚過敏専用の歯磨き粉を使用することで、痛みを和らげる効果があります。これらの歯磨き粉は、象牙細管を封鎖する成分(例えば硝酸カリウムやストロンチウム塩)を含んでいます。

適切な歯磨きを行う

柔らかい歯ブラシを使用し、優しく磨くことでエナメル質の摩耗を防ぎます。過度な力をかけずに、適切な角度と動きでブラッシングを行えば、痛みを軽減できます。

最後に

知覚過敏症の痛みは一時的であることが多いですが、非常に不快に感じる方が多く、また、食べ物に気を遣わなくてはならないなど、日常生活に影響を与えることがあります。今回、対処法などもご紹介しましたが、原因によっては治療が必要な場合もありますので、痛みがひどい場合や日常生活に支障をきたすほどの場合は、我慢せず一度歯科医院にご相談ください。

\ 歯やお口のことでお悩みがあれば、ぜひお気軽に「歯科さくらクリニック」へご相談ください! /



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