無理に歯ブラシを口の中に入れる必要はありません。マウスウォッシュや、歯磨き粉を刺激の弱いものにかえる、もしくは歯磨き粉を使わないなど、ご自身に合った口腔内清掃を行いましょう。
「歯磨きつわり」という言葉をご存知でしょうか。妊娠すると特定の食べ物を、食べることが受け付けられなくなるように、歯磨きをすると気持ち悪くなってしまい、受けるけられなくなる妊婦さんも数多くいらっしゃいます。歯ブラシという異物を口の中に入れるのはもちろんのこと、爽快感を感じられる歯磨き粉までも受け入れることができなくなる妊婦さんもいらっしゃいます。
そんな時は、歯磨き粉をあえて使わないようにしたり、刺激の少ない物に変えてみたり、妊娠期の自分にあうマウスウォッシュに変えてみたりと、工夫が必要となります。
どうしても1日3食の食後に毎回、歯磨きをするのが、妊婦さんにとって精神的にも負担になり、ストレスとなってしまう場合は、朝、昼は無理がない程度に歯磨きをおこない、夕食の歯磨きを出来るだけ念入りにおこないましょう。